現在、プロ固定は私が知る限り20人前後いる。 実は数ヶ月に一度親睦会を兼ねた会議が土曜日に開催されているのでその出席人数を単純に数えただけなので、土日に休めないと言う理由などで参加できなかったり、そもそも遠いので参加しないという人もいるはずなので、正確な人数はわからない。
 「プロ固定は月収100万から200万円」とよく言われるが、そのような人間はごくごく少数である。大多数は数万円前後のはずである。プロ固定と言っても私のようにサイドビジネス感覚で楽しみながらやっている人が大多数である。実際、私も平均して月5万円前後もらっているが、楽しめればいいやという感じでやっている。
 報酬体系は、西村博之が全て公開しているわけではないし、複雑なのでかいつまんで説明して行きたいと思う。
 まず、プロ固定として採用が決定されると、専属の板が与えられる。大体最初はあまり人気のない板になる。まずはそこの板で盛り上げ役をやるのである。(これでうまく行けば自分の希望する板に晴れて配属されることになる。人気のある板は当然報酬も高くなるからである。)ここでの書きこみ、立てたスレッドのレスの数、アクセス数などでいわば基本給的な要素は決定される。
 また、プロ固定は自分の板以外の書きこみを禁止されるわけではない。当然いち2ちゃんねらーとして発言することはあることであるし、自分が狙っている板やスレッドで他のプロ固定をアシストすることもある。前者と後者をどう区別しているかは西村博之の裁量に任せられる所が大きいのでそこが不透明なところであるが、ともかくアシストなどによって盛り上げたと判断されればボーナスポイントとなる。またこのアシストは自分のアピールになる。アシストで入っていた人間がいつのまにかその板の専属プロ固定になるというのも珍しいことではない。
 プロ固定の人間関係は皆が思うほどギクシャクしたものではない。皆いわば顔見知りだし、2ちゃんねるの板では罵倒し合いながらその裏で自分たちが借りている掲示板で和気藹々と雑談カキコをしているのは日常茶飯事なのである。確かにアシストしていた人間が突然メインの固定になるというのは面白いことではないし、それで暫く口を聞かなくなったり、プロ固定を辞任するということはある。だが、何れ項を改めて話す予定ではあるが、アシストのプロ固定がいなければ板が盛りあがらないのも事実なのである。実際、凄腕プロ固定のスレッドや板には多数のプロ固定が群がっているし、お互い協力し合いながら2ちゃんねるを盛り上げているのである。


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