良く知られているとおり、2ちゃんねるのシステム自体は西村博之の発案ではなく、あめぞうがいわば前身といえる。あめぞう自体に色々と問題があり、西村がいわば「パクって」作ったのが2ちゃんねるなのである。最初の2ちゃんねるのタイトル画像が偶然残っているのでアップする(名称が2chbanerとなっているのはお許し頂くと言うことで(笑))

 どこのサイトも同様だとは思うが、2ちゃんねるも最初から順調と言うわけには行かなかった。西村博之自体もあめぞうにマルチポストを繰り返し、一生懸命客を引きつけようとしていた。その当時私はあめぞうの常連だったので、正直に言うと「ウザかった」という記憶がある。(後日西村博之に率直にその旨を話したところ、「皆さんに言われた(笑)」とのことであった)
 そこで煽りや自作自演、とにかく客をひきつけるためになんでもやるような人間=プロ固定をつけよう、という発想になったわけである。
 私がプロ固定になったきっかけは、友人を介してであった。
 私のネット仲間のNという男が偶然西村博之の知り合いで(当時私も東京に住んでいた)、赤羽の喫茶店で色々と話した覚えがある。
 西村を見た第一印象は「なかなかいい男だな」ということ。自分の頭ではオタク風の男を勝手に連想していたので、拍子抜けした覚えがある。
 「今はそんなに多くのお金は出せないが、サイドビジネス程度の報酬は出す」「プロバイダ料金と若干の接続料金は出す」とのことだったので、まあ邪魔にならない程度ならと思い引きうけた。
 当時のプロ固定メンバーは私を含めて7〜8人程度いたようだ。まあその後報酬やシステムなどをめぐってちょっとした争いがあり、残っている人間は少ないのだが。
 因みに西村が直接プロ固定を採用していたのは比較的早い時期で、後でも話すことになるが、現在は掲示板を巡回している削除人や我々がめぼしい人材を拾い上げ、勧誘するシステムになっている。よくプロ固定を希望するメールが西村の所へ来るらしいが、一般公募はしていないので、もし希望するのであれば文章力などを磨いて気長に待つしかないのである。


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