ジェイコムよりましかも・・・。

planet=J=管理人「ともっち」が2ちゃんねるを知った理由

コヤツから「2ちゃんねる」を教えられてから人生で最悪の時期を過ごしました。

青柳成明(Nariaki Aoyagi)
慶応義塾大学環境情報学部2年
E-mail:t00001na@sfc.keio.ac.jp
HP:http://www.sfc.keio.ac.jp/~t00001na/
慶応大学湘南藤沢キャンパスHP: http://www.sfc.keio.ac.jp/

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2ちゃんねるの「西村ひろゆき」はこの輩と同類項と認識しております。

「音の捜査官」について
警察庁科学警察研究所を依願退職されたそうです。(理由は・・・。)
要約すると彼は人の手柄を自分が取ったモノにする傾向があるそうです。
FBI科学捜査研究所にも行っていないし、
ベル・テレホン研究所にも行っていません。
フランスのソルボンヌ大学にも行っていません。
某テレビ局と最近、大喧嘩して今後その局は使わないそうです。
Adam Smith Universityは実在しない学校で会社組織になっているそうです。
↑ いくらかのお金(250万くらい?)を払えば誰でも博士にしてくれるそうです。


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2ちゃんねるについて  警察庁の調べでは2ch関連で約4500件の被害届けが出ています。

    

2ちゃんねるの裏事情  2ちゃんねるとは某大学生の調査  2ちゃんねる被害者の会掲示板

ニュースステーション出演時の動画  2ちゃんねる研究   警察庁ハイテク犯罪対策

2ちゃんねる主催者  西村博之

所在地 東京都北区赤羽北2丁目


     
     ↑  動画再生できます。

平成14年8月2日に「西村博之邸」を突撃しました!


 
 

家族構成

西村国之 昭和23年1月8日生まれ  国税局職員
【東京国税局 総務課 税務相談官(面接) 西村國之】

西村明子 昭和22年6月12日生まれ
西村真弓 昭和49年9月19日生まれ
西村博之 昭和51年11月16日生まれ

「西村博之」という人間がいるのを知っていますか。
両親は創価学会です。母親は在日朝鮮人です。
 その事から、部落差別等の件があり、一家は「反権力」に染まっています。
西村博之のバックには、
1、創価学会
2、ガル・エージェンシー(企業恐喝専門の全国にチクリ屋ネットワークを敷く探偵社)
3、層化のスパイ警察官

がついています。
以前、ヤクザが彼の家に押しかけた事がありましたね。
あのとき、やってきた刑事は「創価のスパイ警官」です。

2ちゃんねるは、利用者全てのログを探偵社に売却し、
プロバイダからもれたIP(ダイヤルアップも同様)と照合し、個人情報を収集しています。
2ちゃんねるのメールマガジン(10万人の購読者)のアドレスも同様です。
この場合単純計算で、一つの件平均2000人、一つの市町村30人程度になる訳ですが、
ガル・エージェンシーという探偵社は「全国に」数十箇所支店がありますので、
次の犯罪ターゲット探しに使っています。
西鉄バスジャック事件の原因を作った掲示板は「2ちゃんねる」です。
慶応大学の「パラ森」事件、京都大学の「みのる」事件、そして「松原」虐待犯さらし。
有罪が確定してもいない人間をさらしている時点で完全に「悪意」がある訳ですが、
彼等は「何故」 素人2チャンネラーを装っているにも関わらず「人をさらしたり」出来るのでしょうか?

西村博之の「ガル・エージェンシー」という会社は、
主に盗撮・企業恐喝等を行っている興信所だが、日本赤軍〜テレビ朝日
上層部(H本、K田)への献金によって、テレビに出演する等している。
(この会社は、「盗聴器の設置をする悪徳業者がある」自作自演で撤去する興信所がある、と
非難しつつ、実はつい1年前迄そういったボッタクリ運営をやっていた大層なグループ)

コレ程巨大なサイトが、趣味では「運営できない」。
管理人のあのとぼけた態度は、全て利用者の個人情報を吸い尽くす為の罠なのだ。
私はネットカフェから書き込みをしているが、2ちゃんねるが総会屋なのは事実。
創価に情報流されて思想調査されている事実を、利用者に知らしめる必要がある。


2ちゃんねるには、
「プロ固定」と言われる
給料を貰って毎日書き込みをする人物が、各板に5人から15人、います。
一人の職員は、たいてい3つ以上の板を掛け持ちします。

2ちゃんねるマガジソにて取材を受けていた人物は、
全員プロ固定です。

2ちゃんねるは、個人情報を一つのIPあたり0.01円で販売しています。
コレは、同一のIPであっても「日付毎」時間ごとに別個に販売しています。

コレは事実です。
京大みのるをさらした時、集まった人の半数以上はプロの探偵でした。
自作自演です。
「彼等は」インターネットのIPやメアド等、その情報から個人情報を割り出して
人をさらす事が、出来るのです。

2ちゃんねるの個人情報は、権力に販売されています。
「創価・公明板」 この板が存在する理由、知っていますか。
「創価に批判的な人物」の個人情報を集める為です。

嘘かどうかは貴方の判断に任せます。
ただ、「事実」です。
危険があるサイトである事を、よく認識してください。

緊急警告! 「貴方の個人情報が販売されている!」
2ちゃんねるは、通信ログを悪質な探偵業者に金銭で販売している!
既に雑誌やネット配信、関係者の証言によって百パーセント確実となった
2ちゃんねるのログ販売問題。
西村博之(2ちゃんねる管理人)は、創価学会の両親に育てられ、日本赤軍や
北朝鮮と親密な裏社会の人物と親交が深い。商工ファンド(ヤクザ)=日本探偵協会に、
2ちゃんねる利用者全てのログを、販売している。

最近、プロキシ規制が厳しくなって生IPでないと書き込めなくなった理由を
貴方は知っていますか?それは、「日本の」いつ、誰が、どんな書き込みを
しているかを「探偵に販売する為に」把握する必要があるからだ。
仕組みは簡単。
プロバイダから金銭で買い取ったIP・メールアドレス等と2ちゃんねるの
ログを照合し、機械にデータとして打ち込めば全て終了。
後は、パソコンに対して調べたい人間の名前さえ打ち込めば、常時ログの
閲覧が出来るという訳。更に、殺人で捕まった探偵の染谷等が、こういった事を頻繁に恐喝のエサに
していたのは公然の事実。

西村博之の「ガル・エージェンシー」という会社は、
主に盗撮・企業恐喝等を行っている興信所だが、日本赤軍〜テレビ朝日
上層部(H本、K田)への献金によって、テレビに出演する等している。
(この会社は、「盗聴器の設置をする悪徳業者がある」自作自演で撤去する興信所がある、と
非難しつつ、実はつい1年前迄そういったボッタクリ運営をやっていた大層なグループ)

コレ程巨大なサイトが、趣味では「運営できない」。
管理人のあのとぼけた態度は、全て利用者の個人情報を吸い尽くす為の罠なのだ。
私はネットカフェから書き込みをしているが、2ちゃんねるが総会屋なのは事実。
創価に情報流されて思想調査されている事実を、利用者に知らしめる必要がある。

○川英樹 東京都足立区○○3−2−103

二人目
柴田○介 東京都世田谷代○2−1−15

三人目
間 雅○ 東京都新宿○○ 3−5

彼等は、ガル・エージェンシー(企業恐喝専門のヤクザ探偵)社員であり、
2ちゃんねるのプロ固定です。
尚、「探偵板」この板は、「IPを」強制的に抜いています。
2ちゃんねるの全ての板に個人情報売却の事実がありますが、
探偵板に限っては「直接」ガル・エージェンシー(ヤクザ)が管理しているだけでは無く、
「IP収集が犯罪者の調査に役立てばいい」と常務が発言し、「個人情報収集」していた事を、公言しています。

うわさの真相が右翼に襲撃された時、
警視庁の刑事は当然ながら「警察は社会のゴミだ」と批判しながら
弱った時だけ呼ぶのか、と5分間出動を渋りました。

西村博之は、警視庁に「死ぬほど」嫌われています。
彼のサイト(総会屋掲示板)が原因で起きた警察への深刻な相談は、
去年の下半期半年で、1万5000件を数えたといいます。(異常な数です)

そんな彼の元に、「話をしたい」と来訪者が訪れただけで、
何故「警察が」出勤するのでしょうか?
メールマガジンは、「警察を呼んだ」クセに「警察が来ましたです」とかいって寒かったですが。


あのとき来た刑事は、警視庁本部の創価警官
刑事畑の巡査長、「北原義○」(51歳)です。他2名、巡査がいました。

皆さん

西村博之は創価です。
実際に個人情報金銭で売却してますから、気を付けて下さい!

西村博之の両親が創価学会である事は事実です。
サーバーを運営している「夜勤」20代、女性
も創価の北海道支部の中幹部(夫婦そろって)である事も事実です。

2ちゃんねるが「個人情報売却している」事も事実です。
管理人自らが「自分の個人サイトで個人情報売ろうが管理人の勝手」と発言していました。

山本一郎(切込隊長)は、「盗聴が趣味だ」と書いていました。
西村博之は、「ガル・エージェンシー」という恐喝探偵社のシンパです。
コレは説明するまでもなく公然の事実です。

気をつけてください

西村博之が
「日本探偵協会」(協会という名の、只のガル・エージェンシー)
のHPを製作していた事は事実でしょう。

以前、テレビ朝日に「ガル・エージェンシー」が紹介されていましたが、
あの件は「日本赤軍」のY岸という幹部が「テレビ朝日の幹部」に働きかけて実現したものです。
以前2ちゃんねるがネオ麦事件で「Nステ」に登場したのも、その絡みです。

業界じゃ常識です。
当たり前すぎて誰も言わなかった事を今こうして言っているだけです。

実際に個人情報集めています。
こんなに巨大な月に数百万かかるサイトが、本当に個人で運営されていると思ったら間違いです。
総会屋サイトです。
「個人情報集めて」
権力(左翼)に売っています。
私は天皇制支持者では無いですが、例えばプロ固定が製作しているAAの代表的なものに、
「天皇コピペ」があります。素人ではAAは「めんどいし」作成できません。
モナー板等は、99%プロ固定です。

2ちゃんねるはひろゆき氏個人が運営している、ということですが、あまりにも不自然な点が多すぎます。

そのひとつが、運営するための資金です。
ふつうの個人のサイトなら、プロバイダに加入した時点で10MB程度のスペースを借りることができることが多く、
即座に運営可能です。プロバイダのサービスの一つです。
また、ここのように広告を載せることによってホームページスペースを貸してくれるところもあります。
しかし、2ちゃんねるではサーバーの費用がなんと、月々700万円も掛かっているというのです。
以前は夜勤氏が全額負担しており、申し訳程度の広告が出ていて、いわば無料で貸していたのと同じ状態でした。
(以前はユーザーが少なく、費用が掛からなかったというのが夜勤氏の説明です)
しかし、去年の8月頃からは、半額はサーバー屋の夜勤氏が負担、あとの半分の350万円ほどはひろゆき氏が支払っているというのです。
とても、趣味で払える金額ではありません。
きっとひろゆき氏はアラブの王様の息子(王子様)に違いないと考えましたが、東京の国税庁のお役人が父親だとか。
しかも、何億円もの損害賠償訴訟を起こされ、ほぼ敗訴間違いなしなのに、それでも2ちゃんねるを閉鎖せずに続けています。
誰でも、「変だな?」と思うでしょ?? でなければひろゆき氏は狂っていると思うことでしょう。破産間違いなしなんですから。
でも、破産していませんし、2ちゃんねるは相変わらず続いています。
うわさによると、資金源どころか、ひろゆき氏は何億円ものお金をすでに2ちゃんねるで稼ぎ出した、というのです。
月々5000万円も儲けていた、というのですから驚きです。
2年間運営したとして、24×5000万円=12億円です。
この儲けは通信会社(NTTなど)から出ていた、という話なのですが、現在は出ていないようです。
つまり、通信料金が高かった頃、ユーザーは高い通信費をNTTなどに支払って2ちゃんねるにつないでいた。
2ちゃんねるをユーザーが閲覧、書き込みすることによって通信費用が掛かり、NTTなどの通信会社は儲かっていたわけです。
で、その儲けの何パーセントかを「お礼」としてひろゆき氏に支払っていた・・・
これを「キックバック」と呼んでいたそうです。
しかし、去年のはじめ頃、どうもキックバックが止まったようなのです。NTTが諸事情で苦しくなったのが原因の一つでしょう。
その上に、サーバー屋である夜勤氏がそれまで無料で貸していたサーバーの
使用料金(通信料金)を支払えと言ってきたのですから、泣きっ面に蜂です。
その額、月々700万円也!
そりゃもう大慌てで、2ちゃんねるは閉鎖騒ぎの大騒動となったわけです。
では、現在、どうやって運営資金を捻出しているのでしょうか?
いままでの儲けをどんどん食いつぶしているのでしょうか?


西村博之 年譜

年代
事項
1976年11月16日 西村博之、東京都北区で出生。
  「正確にいうと、生まれたのはたぶん神奈川で、そこには1週間ぐらいしかいなかった。で、練馬にいって、三歳ぐらいのときに赤羽にいったのかな」
  二つ上の姉が一人いる。
  「木があると登るとか、電車に乗ると網棚に登るとか。移動するときは必ず走るとか、ちょっと、イカレた子供だったような」
  幼稚園から赤羽に住んでて、高校まで地元。
  中学の頃、物理学が好きだった。
1992年4月 都立北園高校(旧東京府立9中)入学(同窓会は「九曜会」)。
  しかし、高校で代数の単位を落とした。
  「高校はトレニーング愛好会」「冬休みに、がっちゃんがっちゃんバーベル挙げたり」
  「高校時代に覚えたテクニックって、結局。一夜漬け」「テスト、毎回、一夜漬け」
1995年3月 高校卒業時、ABCDEランクのうちDランク(Eは卒業出来ない)。Dランクは13人いた。
  学校の中で、下から5人以内に入っていた。
  一浪し、予備校は「代々木ゼミナール」に。
1996年4月 中央大学文学部教育学科心理学コース入学。
  大学の視聴覚教室でLDがタダで観れるので毎日行った。「あれがなかったら、僕は大学に行ってないですよ。卒業できてなかったと思うんです」「1日3、4時間は見ていた」
  赤羽から八王子まで、1年間は原付きで往復4時間掛けて通学する。
1997年1月 「大学1年で、パソコンに触って、インターネット触って、おっ楽しいじゃん」。大学2年の1月に最初に立ち上げてホームベージは「交通違反のもみ消し方」。「ホームーページのすみっこに、ちょこっとホームページつくりますよって」「とりあえず、やってみたら注文が来ちゃった」「高校の友達と大学の友達と、最高で10人くらい」で、大学2年で会社(合資会社「モザイク」、資本金9万円)を設立。
  最初の注文は10万円位。営業が5割、制作が4割、残りは交通費とかなんとかいって、会社には内部保留が残らないシステムでやっていた。
1998年 大学3年の夏に、「大学に4年間行くなかで、なにか一つモノにしようっていうんで、それじゃ英語にしようと、学校から奨学金を貰って、心理学でアーカンソーのユニバーシティ・セントラル(アーカンソー中央大学)に留学」「中央大学とは単位の互換制度がある」
  大学2年の1月に会社をつくって、大学3年の夏には留学しているので、実際には半年位しか会社には関わっていない。半年で社長逃亡。「あとは任せた。じゃっ」って。
  インターナショナル用の寮に入る。ルームメイトもアメリカ人。ニジェールの大統領の息子とかニジェールの元大統領の娘とか、マレーシアの警視総監の息子とかがいた。
1999年5月30日(日) 米国留学中、「2ちゃんねる」誕生。
  当時隆盛を誇っていた「あめぞう」(四国の高校教師である「あめぞう氏」が開発したスレッド方式掲示板。「あめぞう氏」は個人情報を明かされ、被害者団体からの圧力もあったりで、 1999年夏頃ついに「あめぞう」は終焉を迎えた。 現在のいろいろな「あめぞう」は別の人により運営されている) という掲示板の「セカンド・チェンネル」として、この掲示板を立ち上げた。
1999年6月 Akky「東芝のアフターサービスについて」という告発サイト開設。
  それに関連して「2ちゃんねる」の認知度が一気に上がる。
2002年2月 イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社の運営に参画するも、後、5月には退任。
  現在は、企業向けのITコンサルタントを行う「東京アクセス」の社長で。社員はひろゆきだけ。


『創(つくる)九月号』に掲載された2ちゃんねるの記事』

●今や、200万人のユーザーを擁する巨大掲示板を持つ 2ちゃんねるの自主ルールと規制をめぐる議論が・・・ ・・・・・。

 一審は管理人の敗訴に終わった「動物病院」裁判は、 どうなる。

 このところ、マスコミの注目を浴びる機会も増えてきた のが、インターネット掲示板サイト「2ちゃんねる」だ。
 記憶に新しいところでは、連休中に起きた[猫虐待画像 アップロード]試験がある。
5月6日午後11時頃、「ディ ルレヴァンガー」というハンドルネームを名乗る男が、2 ちゃんねる内の「ペット大嫌い」板(板=カテゴリー)に に現れ、拾ってきた猫に、虐待を加えることを予告。
そして、実際に、その様子をデジタルカメラで撮影し、その画 像を、2チャンネルとは別の、自身が契約していたと見ら れるサイト上で7日未明まで公開している。
 この事件は、テレビや新聞など゛も報道されることにな ったのだが、その際に、動物虐待を予告したり、その様子 を記録した画像の在り処へ容易く誘導できてしまう2ちゃ んねるのレギュレーションの甘さも、「問題」としてクロ ーズアップされることとなった。
しかし、その論調が、P TAが「8時だョ!全員集合」を低級としたがごとく、深 い精査検討を加えたものではない感情的なものであったた め、一部のユーザーが鼻白んだものの、多くのユーザーか らは黙殺されてしまった。
 2ちゃんねるは、かつて、某ニュースキャスターが「便 所の落書き」と形容したように、未だに、インターネット 上の低俗コンテンツの代表のように語られることが多い。
話題性の大きさから、2ちゃんねるを商業サイトだと思い 込んでいる人も少なくないようだが、あくまでも、管理人 の西村博之が運営するプライベートなサイトに設置された 一つのコンテンツにすぎない。
言うならば、個人発行のミ ニコミが、いつの間にやら、大メディアと伍するにまで成 長してしまったようなものなのだ。

  ●オーナーは、「学校内のスター生徒」

 そうした意味では、2ちゃんねるのオーナーは西村なの だが、某大メディアの名物社長のような絶対君主的な存在 ではなく、むしろ、学校内のスター生徒のような存在に、 ユーザーの目には写っているようだ。
西村自身、ごく気安 く2ちゃんねる内のスレッドに現れて、思ったことを書き 込むし、また、ユーザーが、西村に対して暴言を吐くこと も珍しいことではない。
だが、暴言を投げ付けられても、 西村は、飄々としており、他のユーザーも、「アンチも、 また、一つの見解」として容認するのが常である。
 こうした、自由な、最低限のルールを踏まえれば、何で もありを保証しているところが、2ちゃんねるの大きな魅 力の一つであることは間違いない。
そこで、300万人以上 のユーザーを抱えるまでに成長した成功要因を、オーナー である西村のキャラクターに求める意見もある。
 今年で26歳になる西村は、インタビューを好まないこと で知られている。
その理由は、どうやら、インタビューで は、自分からの一方的な情報提供になってしまい、情報が ギブ&テイクされないからという点にあるようだ。
したが って、対談や2ちゃんねる以外のことについて、彼が見解 を述べるような企画には、たびたび登場することになる。
そうした意味では、西村は、インターネットの根本的な価 値観である「相互扶助」という概念に、かなり忠実である ようにも見える。
 実際に、西村にとって、「互いにメリットがある」とい うことは、何をするにしても、重要なポイントであるよう だ。
筆者が彼と話をしたり、メールのやり取りをしたりし ても、「互いのメリット」という単語は、上位に頻出して いる。
常々、「楽をしたい」という旨の発言が多い西村だ が、これは、裏を返せば、「無駄なことはしたくない」と いう合理的な考え方に基づくものだろう。
DHCから訴え られた裁判の初回公判の場で、裁判長が、「次回からは、 ラウンドテーブル法廷で行おうと思うが、どうか」とした ところ、西村が、「机が丸いと、何か変わるんですか?」 と聞き返し、法廷が爆笑に包まれたということがあった。
だが、これは、西村が茶目気を出したというのではなく、 むしろ、法廷を変更するメリットは何なのかと、素で訊ね たかったのではないだろうか。
 飄々と脱力しつつも、合理性を重視しているように見え る西村だが、内には、頑固とも取れる強さを秘めている様 を垣間見せることがある。
その一例としては、日本生命や DHCに訴えられたのにもかかわらず、弁護士を付けず、 自ら法廷に出向いて、審尋や裁判を行っていることが挙げ られる。DHC裁判では、訴状の内容が、先に訴えられた 都内の動物病院の損害賠償請求と同じ構成だったとして、 「自分で、前の夜に数時間ほどで答弁書を書いた」とコメ ントした。このようなエピソードを聞くと、生意気な若造 と思う人もいるかもしれない。
しかし、彼にすれば、すべ ては、自分の力だけで、どこまで行けるかの実験であり、 経験からは、ちゃんと学習しているのである。
楽をしたい =無駄なことをしたくないという合理性と合わせて、存外 に確信犯なのだ。

●2ちゃんねるは、「手間のかかる趣味」

 こうした、大人と子供が、何やら不可解な形で、ない混 ぜになった、単なる脱力系の若者とは趣を異にする西村の キャラクターが、2ちゃんねるという場に少なからぬ影響 を与えていることは確かである。
それは、クラスの人気者 が、その場のメンタリティをリードしていくようなもので ある。
 そんな西村にとって、現在の2ちゃんねるは、「手間の かかる趣味」だという。少なからぬ社会的影響力を持った 場を代表して管理していくことが、見た目以上の労力を当 人に要求するというのは、想像に難くない。
場の維持・存 続を目的とした事業化路線の頓挫や、立て続けに起こされ た訴訟という点だけを取ってみても、普通以上のストレス であることは、疑いのないところだ。
事業化路線のトラブ ルに至っては、2ちゃんねるというブランドがビジネス的 に一人歩きすることを良しとせず、それまでは一体と目さ れてきた人物と完全に袂を分かつという自体にもなってい る。
何だかんだで、西村の2ちゃんねるに対する愛情は、人一倍なのである。
それを、2ちゃんねるが、やはり、西村のキャラクターをダイレクトに反映させたもの、すなわ ち、もう一人の自分のようなものだからと見るのは、穿ち 過ぎているのかもしれないが。
 ところで、前述の通り、2ちゃんねるは、厳密な意味で は、メディア=公器ではない。その内部では、法律を逸脱 しないことを最低限として、主にユーザー自身が決めてき た自主ルールによる運営が行われている。
以前、そのルー ルについて、他人から見ると、管理人としての役目を果た していないように映るのではないかと訊ねると、西村は、 「法律には従う。だから、自分に文句を言うのではなく、 国に対して要求してほしい」とかたったことがる。
2ちゃ んねるは、自由に言論や表現を行う場としてインターネッ ト上にあり、その場を提供し管理している自分は、あくま で、ユーザーから見れば、外部の人間であり、強制力を持 つことはしないとも語った。
例えて言うならば、西村は、 外部からも覗き見ができる自宅の庭を開放しているのであ り、庭自体の管理はするが、そこにやって来る人々の行動 までは管理しない、管理できないというところだろう。
一 般的な社会人から見れば、これは、多少、奇抜に見えるか もしれないが、2ちゃんねるのユーザーは、至極当たり前 のこととして受け取っているようだ。
そして、まさに、そ の点について争われたのが、去る6月26日に判決が下され た裁判である。

●名誉毀損訴訟にいたった経緯

 裁判は、東京都墨田区の動物病院の経営者である獣医師 が、2ちゃんねるに書き込まれた誹謗中傷登校を削除しな かったことによって損害が発生したとして、その賠償を、 サイト管理者の西村博之に求めていたというものだ。
自分 たちの診療施設について、「あそこの病院の医院長は、精 神病院にかかっている」、「ブラックリスト」、「過剰手 術で死亡多数」、「不潔」などと書かれたことを知った原 告は、昨年5月22日、25日、28日の3回に分けて、書き込 みの削除依頼を行った。
しかし、どこのスレッド(個別の 掲示板)のどの発言を、どういう理由で削除してほしいか が具体的でなく、ローカルルールに従っていないとされた ため、この依頼は、「放置」されてしまったのである。
 昨年9月に差し止め処分の決定が下った、いわゆる「日 本生命事件」の時も、ニッセイは、個人のプライバシー侵 害を理由に、当該書き込み部分の削除依頼を管理人宛に行 ったのだが、反応がなかったことから、仮処分申請に及ん だ。
中には、「なぜ、学ばないんだ。それとも、単なる無 責任なのか」と思う人もいるかもしれない。そうした意見 に対しては、少々、説明が必要であろう。
 2ちゃんねるが自主ルールによって運営されていること は前述した。その中で、問題が多い。あるいは、法律に抵 触すると判断される書き込みについては、削除人と呼ばれ るボランティアスタッフが、適宜、削除することになって いる。
削除人は、定められた自主ルールに基づいて、主体 的に適不適を判断して、書き込みの削除を行う。つまり、 事実上、削除の権限は、削除人に移譲されており、西村か ら指示や強制があって削除に及ぶのではない。
削除される 書き込みの代表的なものは、明らかに事実と違うものや、 自主ルールで個人とされる人物についての個人情報などが 大部分である。
 その一方で、書き込みによって何らかの被害や中傷など を受けた当人に対しては、「削除依頼」という掲示板が用 意してあって、そこに自主申告する仕組みになっている。
「削除依頼」板には、本人だけでなく、一般の匿名ユーザ ーが発見した、削除に相当されると思われる書き込みにつ いての依頼も寄せられる。
 ただし、当人や本人ではない一般ユーザーが申告したも のが、すべて削除されるのかというと、それは、そうでは ない。発言の公共性や公益目的、真実性などの判断が削除 人レベルではできない場合は、そのまま、書き込みが放置 されるケースもある。
 これらのやり方は、2ちゃんねるを自分たちの解放区と するユーザーによって、徐々に決められてきたことだ。
一 面においては、非常に民主的であり、ユーザーや外部の人 間の民度が試され、要求される仕組みとも言えるが、言わ れなき中傷などを受けた側からすれば、不親切なシステム かもしれない。
実際のところ、慣れたユーザーは、自分の 書き込みがトラブルの原因にならないように、左右に読む とほめてるのだが、上下に読んでいくと非難してあるとい ったように、書き込み方を工夫したり、一見して、それと は分らないような同じ読み方の別の字を当てたりなどの方 法をしている。
子供の知恵、ガキの正義感と言ってしまえ ば、それまでなのだが、企業や役人の論理といった、大人 の世界ではあたりまえとなっていることに対して、それな りに原理原則を以って当たろうとしている様は、興味深く もあるのではないだろうか。

●判決当日は肩透かし

 ところで、2001年9月19日から始まった裁判は、今年の 4月17日をもって、口頭弁論が終了したが、その主な争点 は、誰かの名誉を毀損する発言が書き込まれたとして、西 村が、それらの書き込みを削除するなどの義務や責任があ るのかどうかという点であった。
原告側は、「西鉄バスジ ャック事件」の犯人が、2ちゃんねるで犯行予告をしてい たことなどを引き合いにして、2ちゃんねるがアクセス記 録を保存していないことで違法行為を誘発しているとし、 誹謗中傷や名誉毀損発言が書き込まれないように、「最大 の注意を払い、違法な発言が為された時には、これを直ち に発見して、違法な発言を削除するなどして、損害の発生 拡大を防止すべき条理上の義務を負っているというべき」 と主張。これに対して、西村は、「違法な発言を助長して いるわけではない」、「書き込みの公共性・公益目的・真 実性の有無が不明な段階では、『特定電気通信役務提供者 の損害賠償責任の制限、及び、発信者情報の開示に関する 法律』(通称:プロバイダー責任法)や表現の自由という 見地からも、削除の義務は負わない」などと反論した。
 これまで、インターネット掲示板(BBS)での書き込 みについて、誹謗中傷や名誉毀損といった違法性が裁判所 で判断されたことがなかったことから、その判決は、マス コミの注目も集め、判決当日には、新聞社や通信社の記者 も駆け付けていたようだ。
ただ、西村本人は出廷せず、平 日であったためか、ユーザーも、数人しか傍聴に訪れなか った。DHCが同じように訴えた裁判の公判初日には、同 じ平日であっても、50人を超す一般ユーザーが傍聴に訪れ ていたので、肩透かしを食らった感じがしたものだ。

●自主ルールを真っ向から否定!?

 そのような中、東京地裁民事第24部の山口博裁判長は、 西村に対して、合計400 万円の支払いと、名誉を毀損する 投稿内容の削除を命じた。
判決文の詳しい内容については 他に譲るが、要するに、2ちゃんねるの自主ルールでは、 名誉毀損や誹謗中傷を防ぐことはできず、西村の管理責任 は逃れ得ないということだ。
司法の判断によって、2ちゃ んねるの自主ルールが、真っ向から否定された形と見るこ ともできる。
 日本生命の仮処分が決定された時、亜細亜大学法学部の 町村泰貴教授は、筆者の取材に答えて、「特命掲示板上で のプライバシー侵害や名誉毀損については、被害者が声を 上げることによって、司直の判断を積み重ねていくしかな い」と話していた。今回の動物病院裁判の判決は、まさし く、その第一歩となったわけだが、西村は、「不当判決で あり、控訴する」と、すぐさまに表明し、代理人を務める 弁護士は、「これでは、社会問題の告発などの真実性を証 明できない投稿は、全部を削除せねばならず、表現の自由 が、大きく制約されてしまう」とコメントしている。

●「反論」と「削除」の違い

 判決後、西村は、NIKKEI NETに、「話をする ことすら出来ないネット社会は健全か」と題した一文を寄 せた。その中で、個人的には、「誹謗中傷が、事実と異な るのであれば、さっさと削除すれば良いと思って」おり、 「誹謗中傷を掲示し続けることで、『2ちゃんねる』にメ リットが生まれるわけでもない」が、動物病院に関する書 き込みを削除しなかったのは、「筆者個人としての考え方 と、『2ちゃんねる』の管理者としての考え方は異なるか らである」と述べている。
 では、2ちゃんねるの管理人として、どのように考えて いるのかというと、「投稿した文章の価値のみで判断され る場所において、”削除”というのは、特別な行為」であ り、「文章に対しては文章で反論することで、読み手にと って等価になる」が、「削除というのは、発言そのものが 存在できなくなるということで、反論とは一線を画す」と いうのである。
 これについては、匿名の誹謗中傷に対して、名指しされ た本人が、どうやって反論するのか、精神的な苦痛を、ど のようにして回収すれば良いのかといった意見もあるだろ う。西村は、それらについて、「誰もが納得できる完璧な 削除基準というものは、多分、存在しない」、「削除ガイ ドラインでフォローしきれないものは、裁判所判断という のが、公平さを維持するための唯一の方法ではないかと思 う」と、管理人としての見解を述べる。
 しかし、「(今回の)地裁判決に従うとすると、削除の 依頼があれば、裁判所に判断を委ねる前に削除せねばなら ないとすると、削除の要請のあったものは、全て削除しな ければならないということになる」とも反論する。
日本生 命事件では、職員のスキャンダルだけでなく、日生の営業 活動そのものを指して、「他社を中傷している」との書き 込みがあり、これについても削除を要請していた。
だが、 「実際には、日本生命は、そういった営業をしており、金 融庁から業務改善命令を受けている。
言われるがままに削 除していたとしたならば、真実は隠蔽されていたわけである」というわけだ。
 2ちゃんねるが、個人運営のウェブサイトとしては、恐 らく世界最大と言われるまでに人気を獲得したことの背景 には、
「何でもアリ」な場において、マスコミの大本営発 表的な報道に飽き飽きしていた人々が、
真実や真実に極め て近いと思われる情報に触れることができることの快感を 知ってしまったからという理由もあるだろう。
そこを汲み 取ったのかどうかは分からないが、西村は、「もちろん、 『ネット上で真実を話す必要はない』という考え方もある だろう。
ただ、真実かどうかは不明であることについて話 をすることすら出来ないネット社会は、健全と言えるのだ ろうか」と、記事を結んでいる。

●「社会の本音であり、社会状態の写像」

 評論家の宮崎哲弥は、2ちゃんねるには、虚実取り混ぜ ての興味深い情報が載せられていることは確かだとした上 で、次のように話す。
 「表のメディアの情報流通経路がヒエラルキー的だとす れば、裏メディアとしての2ちゃんねるは、リゾーミックな伝達構造を成している。
今や、表あっての裏、裏あって の表の関係に近付きつつあるのではないか」と。
 宮崎は、かねがね、2ちゃんねるは、現在の日本の社会 状態の写像であると論じている。
上位下達な表メディアよ りも、タケノコのように同時多発する(=リゾーム的な) ”裏メディア”の2ちゃんねるの方が、
より適切に社会の 反映になっているというのである。
 宮崎は、「表のメディアでは、情報が、発表前に篩に掛 けられているし、階層化されているから。
2ちゃんねるで は、ほぼ、『まま』。私が2ちゃんねるを社会の本音・社 会状態の写像といっているのは、この意味からです」と言っている。
 今回の判決を含む、2ちゃんねるを巡る事件を考察して いると、突然、グローバル・スタンダードを突き付けられ て狼狽した日本企業のように、
新旧のパラダイムが摩擦す る時代の過渡期にいるように感じることがある。
例えるな らば、村以外の世界を知ってしまった若者と、村の伝統的 な生活を固持しようとする大人との言い争い、
これまでの 一般社会の常識と、これからの常識との格闘の時期のよう なものだ。すでに、その人気と情報量の規模において、
ミ ニコミレベルを脱してしまった2ちゃんねるが、さらに大 きくメディア化するのかどうかは、未だに不透明である。
何よりも、2ちゃんねるは、「手間のかかる趣味」という 西村が、ある日、管理運営に飽きて、突然、閉鎖してしま わないとも限らない。
 ただ、新聞や雑誌などにしても、長い間、その存在を自 問し、社会の評価や、行政・司法と格闘してきた中で、現 在のプレゼンスを確立してきた。
その意味では、商用化が スタートして10年にも満たない我が国のインターネット社会で、
少なからぬユーザーからの支持を得ている2ちゃんねるという場と、その自主ルールについて、その意義や妥 当性が議論され、
評価されるのは、まだ、これからだ。そ うした点からも、今後も、引き続き、2ちゃんねるを注視 していく意味はあるだろう。

●補足

●原題:「2ちゃんねる『動物病院裁判』の行方」
●筆者:井上トシユキ(フリーライター)

 なお、この掲示板への投稿に当たっては、本文の一部に 加筆するとともに、適宜に句読点を追加するなどして、部 分的に修正を加えておきました。
また、本文では、西村博 之などには、敬称として、「氏」が書かれていますが、この投稿では、一部を除きまして、敬称を略させていただき ました。
ご了承のほどを、よろしくお願いいたします。

アスキー関係者の証言

2ちゃんねるに近いあるインターネット関連会社の社長は、2ちゃんねるの幹部から得た話として証言する。
「2ちゃんねるは、運営者や幹部などがそれぞれ別々に会社を作りカネの流れを見え難くしているが、
実際の資金源は複数の大手通信会社系からの調査費名目のカネ。
月額で計約700万円と言い、年間にすれば1億円近く。
額はともあれ、これは通信会社系的には、ぼう大なトラフィックを調査すると言う表向きの理由が一応は立つ。
自社系に都合の悪い書き込みがされた時に優先的に削除してもらうことも期待している」と前置きし
「通信会社系の削除の期待も含めて、2ちゃんねるは総会屋と同じになっている」と言うのだ。

その具体的な理由として社長は、こう話す。
「2ちゃんねるはボランティアの削除人が書き込みをチェックして、好ましくない書き込みを一所懸命削除している、ということになっているが、あれはウソ。
削除人には給料が支払われ、その給料の原資となっているのが、まずいことを書き込まれた企業が削除要求とともにその具体的な理由として社長は、こう話す。
「2ちゃんねるはボランティアの削除人が書き込みをチェックして、好ましくない書き込みを一所懸命削除している、ということになっているが、あれはウソ。
削除人には給料が支払われ、その給料の原資となっているのが、まずいことを書き込まれた企業が削除要求とともに渡す裏金。
これはまさに、総会屋の構図そのものだ。
これまで裁判になっているのは金額で折り合えなかったり、裏金を出さない強い態度の企業とだけだ」


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